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ﾋﾟｯ…ﾋﾟｯ…ﾋﾟｯ…ﾋﾟｯ…



何かの機械音・・・



また・・・夢？



さっきのも？



これも・・・夢？







白い箱の中にいる私・・・



目の前に白い壁



今度は動けないな・・・



夢？現実？



ぼんやりする。




痛いとか、苦しいって感じない・・・




やっぱり夢じゃなくて



私・・・死んじゃった？






と、思ったら


白い壁は・・・天井みたいだった。








天井に向かって
変なチューブみたいなのがのびてる



点滴・・・？


ここ病院？・・・




夢か現実か


生きてるか死んでるか・・・



・・・。


夢ならば死んでる？？


現実なら、あの悪夢の続き・・・!?



夢？・・・ホントウ？・・・どっち？



何・・・！？これは何？


どこ？


現実？・・・





完全に混乱していて


私の脳はきっとしばらく
パニック・・・

もしくは完全停止していた。





前後の記憶が
全くと言って良いほどなかった。













意識を取り戻したのは・・・



私が目を覚ましたのは

病院のベットの上だった。




段々と意識がはっきりしてきて
頭が自動的に思考をめぐらせた。




生きてる・・・みたい


どうやら・・・。








白い道・・・夢だった・・・？






・・・・・。






白い箱・・・壁





それは・・・ここ？









なんとか現実であることを
ようやく認識した。





それから・・・







あれ・・・でも私・・・



どうして？






私・・・車の中に


閉じ込められていたハズなのに・・・。