無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

彼の好きなイチゴやブルーベリーの
たくさんのったケーキや食材を買って

私は自転車をとばす・・・。



自転車・・・




そう、自転車にも乗れないという

桁違い運動オンチの私・・・。



彼曰く


〃『神領域の運動オンチ』〃


・・・だそう。






自転車は
彼がプレゼントしてくれたものだ。


自転車に乗れないといった私を
ケラケラと笑い飛ばしてた彼……(苦笑)


初めて一緒に行った旅行先で
これをサプライズ。




暗い夜道を歩くよりは
安全だから、と

乗れるようにレクチャーしてくれたり…。


(私は大コケして喚いてしまったけど(泣))



その後も彼にレクチャーしてもらい


私は・・・

人生で初めて・・・・・


自転車を乗りこなしている(笑)








あの人は・・・本当にいつも

絶妙に私を驚かせ

喜ばせてくれる。




さりげなくて・・・深いやさしさ。




人想いで、やさしい・・・

本当にやさしい大好きな彼・・・。




私にはもったいない

大好きな人・・・。








そんな、あの人に

私も・・・ひとつくらい



彼の望みを・・・叶えてあげたい。




私にできるのなら

私がそれを叶えたい。









そんな想いを胸に秘めて

彼の元へ向かう・・・。






真夏の太陽・・・



自転車に乗り

私は風をきって進む・・・。





気持ちが良かった。