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Best name ~ 追憶 ~
第4章 ひとりに・・・しないで
だけど彼は笑わなかった・・・
否定しなかった
私がもう否定しようのないほど
真っ直ぐに…つよく
〃それが事実だ〃と
私に向けて言い切った
私が大好きな、その手を
「汚れた手だ」と言って・・・
今起こっていることが、その証だ…
と、私に突きつけて・・・
ショックを受けなかった…
と、言えばウソになる
彼のおかした過ちだ
彼は…話してくれた
この時点で私の知らなかったことだけれど
彼の過去の…もっと過去・・・
彼の兄に聞いた…彼の大きな挫折
恐らくは…そのことが少なからず
彼の、そのあやまちの
きっかけになったのだろうか…なんて
私は後に思っていた
彼の口から聞いたことでも何でもないし
この時も聞かなかったことだ
彼は…私になにも、一度も
一片の言い訳も弁解もしないから…
明言されたことではないし
あくまで私の
恐らくは…と
私が勝手に思っていることだけど
彼は…リョウキは
モテる男の子だったろうな・・・
見た目だって…その人柄だって…
そして、スポーツ万能な彼…
そんな彼って、すごく素敵だもの・・・
恥ずかしくて
本人にも、他の誰にも言ったことないけど
リョウキは…
すごくカッコイイもん・・・
あれだけ男性を拒否してた私が
自覚の有無はともかく
ずっと素敵だって思ってた人・・・
そんなリョウキを好きになる人は
私意外に…大勢いると思う
おそらく・・・今でも
否定しなかった
私がもう否定しようのないほど
真っ直ぐに…つよく
〃それが事実だ〃と
私に向けて言い切った
私が大好きな、その手を
「汚れた手だ」と言って・・・
今起こっていることが、その証だ…
と、私に突きつけて・・・
ショックを受けなかった…
と、言えばウソになる
彼のおかした過ちだ
彼は…話してくれた
この時点で私の知らなかったことだけれど
彼の過去の…もっと過去・・・
彼の兄に聞いた…彼の大きな挫折
恐らくは…そのことが少なからず
彼の、そのあやまちの
きっかけになったのだろうか…なんて
私は後に思っていた
彼の口から聞いたことでも何でもないし
この時も聞かなかったことだ
彼は…私になにも、一度も
一片の言い訳も弁解もしないから…
明言されたことではないし
あくまで私の
恐らくは…と
私が勝手に思っていることだけど
彼は…リョウキは
モテる男の子だったろうな・・・
見た目だって…その人柄だって…
そして、スポーツ万能な彼…
そんな彼って、すごく素敵だもの・・・
恥ずかしくて
本人にも、他の誰にも言ったことないけど
リョウキは…
すごくカッコイイもん・・・
あれだけ男性を拒否してた私が
自覚の有無はともかく
ずっと素敵だって思ってた人・・・
そんなリョウキを好きになる人は
私意外に…大勢いると思う
おそらく・・・今でも
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