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Best name ~ 追憶 ~

第6章 家族に・・・紹介します

『ほら、おとーさん?

いつまでそっちにいるの~~?』



母親が

新聞広げて隠れてる(?)親父を呼ぶ




オレはすかさず…





『ぁ~…父さん?

新聞・・・〃サカサマ〃だぜ…?』






『……。…のっ・・・!?』







ガササっ・・・








って・・・

どんだけだよ、シャイオヤジがっ・・・(苦笑)







『ふふっ・・・くっくっ……クスクス』






『・・・』

『・・・』

『・・・』







『ぁ…っ……、ごめんなさい・・・っ』




笑いを堪えてたアイルが

少し気まずそうに笑った






『ふふ……ごめんなさいね?;💧

あ、ほらほら…座って?

今お茶入れてくるから』






『ぁ…どうぞ、お構いなく…

あの・・・よかったら

これ、みなさんで』




アイルがオレの母親に手渡すのは

アイルのお気に入りのケーキ屋の箱






『ぇ?…あら、そんな…わざわざ悪いわね

気を遣わなくていいんだからね?

どうもありがとう』





『いえ……お休みの日に、すみません』









なんか(既に)ハチャメチャな

オレの家族に対し…

アイルはどことなく・・・品良く

挨拶してくれた










ケイゴが再び降りてきて

リビングに5人揃う





まぁ・・・アレだ




なんか・・・何も




〃そういうアイサツ〃ってワケでは


ないんだけどさ・・・

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