テキストサイズ

Best name ~ 追憶 ~

第6章 家族に・・・紹介します

『だってぇ~!こんな可愛い一人娘がいたら

あたしお嫁になんて出したくないわよぉ

しかも、こんなバカデカイ男になんてさぁ~』






『おいっ!;💧』



バカデカイゆうな!

ってか

テメーの息子だろぉが💧







『アイルちゃんのご両親のお気持ち考えたら

あたし・・・もう』






『あのなぁ・・・💧』





『ホントだよねぇ母さん?!
オレもそう思う!!

こんなカワイイ妹チャンを
リョーキなんかにっ…

彼女の両親、心広すぎだって~~』






『ホントよねぇ…

どうしよう、あたし…もォ』







『あんたらナァ💧;・・・!』







親父は空気だし

母親と兄貴はやかましいし

なんて家族だっつーの・・・!!!








『あは・・・;〃両親〃って言っても

〃いないようなもの〃ですから…』









・・・。








『え?』


『・・・?』


『………』







アイルの言葉に

オレの家族の視線は

否応なしにアイルに釘付けになり…



そして・・・オレも








『ぁ・・・あの…

滅多に会わないので・・・

~いないような…ものかな、って』












『あ……アイルのご両親は
二人とも忙しくて

アイルは…ご両親の仕事の都合上
ずっとはなれて暮らしてんだ』








『え?そうなの?……へぇ、~いつから…』




『・・・18歳の…時からです』







アイルは…自分で言おうとしたのか

つい、口がスベったのか

定かではないが



どさくさ紛れじゃないが

オレは、アイルの事情を説明した

ストーリーメニュー

TOPTOPへ