テキストサイズ

Best name ~ 追憶 ~

第6章 家族に・・・紹介します

『彼氏の…お母さんに

あんな事言われたの…初めて』




『・・・』





『ぁ…彼氏のお母さんに会うの初めてだし

当たり前か・・・』







『ぶっ・・・』



ほらな?(笑)

だから……アイルには飽きる事が出来ない







『あんな…人間味の深い事』






『・・・。あ…~なんか

ごちゃごちゃ御託並べてたけどな?

はは・・・気にすんなアイル(笑)』









『そうじゃないよぉ…もぉ』







『・・・?』










『リョウキの…お母さんは

強さの中に・・・すごく

やさしさを持ってるお母さん』








『え・・・』








『そんな風に見えたの…♪』








『・・・』








『リョウキ?降りるよ??

乗り過ごしちゃう

早くっ…早くっ』








『ぇ・・・あぁ…』




思わず呆気にとられて
アイルに手を引かれるように
電車を降りた






ま・・・いいか






オレは…またひとつ肩の荷がおりた



そんな気持ちでいた





無事にアイルを

家族に紹介して






改めてオレたちは

両家共に・・・ようやく

両親公認の仲になったんだ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ