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Best name ~ 追憶 ~

第7章 ホントのキモチ・・・

『へぇ~~!?アイル♪
ついに彼ママに会ったの?!

えっ?!実家!!?
じゃぁついに結婚!!!?

マジ?!いつ!?どこで!!?
チャペル!?神前!?

式は?!ドレス?!白無垢!?
うっきゃ~~♪

キタよキタキタ~~っ!!
アイルンる~~~~ん??!』







長いマツゲをシッパシパと動かして
楽しそうに…そして

敏腕芸能リポーターのこどく
私にインタビューを始めるのは


・・・マナさんです(笑)






『ままままま・・・マナさぁん…』






ソウタさんが、仕事関係の方から
差し入れをいただいて

ソウタさん、マナさん、私と
珍しく3人揃って

お昼休憩をとっていた時の事です






『マナミぃ…;💧ちったぁ落ち着け

バカヤロォお前~…

口に米がついてんぞぉ~…ったく』






『あっはははははっ!ついつい♪

って…あ"~~~~っ!!?
そぉーたさんっ!!

シャケ昆布のおにぎり!!
あたしが食べるってばぁ~~~!!
返してっ!出して?!(泣)』





『ま…マナさん?(苦笑)

〃いくら〃ならありますから、ね?』





『〃子〃じゃなくてぇ~~

〃親〃が良かったのよぉ~~

シャケ~~シャケぇ~~(泣)』







『だぁ~…親でも子でもいーだろぉぅ?!
おにぎりぐれぇでガチャガチャやかましい

マナミおめぇ…まだ食う気かぁ?!
底なしの胃袋しやがってバカヤロおめぇ…

ブツブツ…

~~あ…で、アイル?
リョウキのご両親に会ったって?』





『ぅ…うん・・・はい』






『って事は…〃そろそろ〃って事かぁ?』




照れくさそうと言うか
気難しそうな緊張した顔を見せる
ソウタさん



こんな話をしたら
そう思われるのは仕方ないかも知れないけど



『ぁ…ううん、たまたま
機会があったから・・・って

リョウキが連れて行ってくれた
だけなんです・・・まだ

うん・・・まだ、そんな』






『ふふっ…でもさ♪アイル
そういう話してくるって事は

あちらの家族の印象も
あんたの印象も

お互いに、悪くはなかった
ってことだよね?♪』




『ぅ…私~…の事はどうか
実際わかりませんけど

リョウキの
お父さんも、お母さんも
お兄さんも…みんな

とても良くしてくれてます』

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