Best name ~ 追憶 ~
第7章 ホントのキモチ・・・
『っぷふふふ!~…でもソウタさん?
実際に…いざアイルがお嫁にいくって時?
どっかのゆるキャラじゃないけど
〃鼻水〃ぷっしゃ~~~っ!!!(笑)
なんて勢いで号泣とかしたりして~♪』
『マナミぃ~…バカヤロおめぇ
いい加減にしやがれ減らず口がぁ
もひとつ食って
ちったぁ黙ってやがれてぇんだ!』
『ふんがっ…?!
ちょ・・・っとぉ~~~!?』
ソウタさんがマナさんにおにぎりを
頬張らせてシャットアウトする(笑)
『ん・・・モグモグ…
ぉ、コレおぃひぃね?♪(笑)
んぁ!ねぇアイル?
リョウキのお兄ちゃんてまだ独身でしょ?
どんな感じ?どんな感じ~?
紹介してっ?(笑)』
『んなっ?!;💧
マ・・・マナミぃ…バカヤロおめぇ
何を…ほざいてやがるんだ?!
ば・・・バカヤロ…おめぇ…ブツブツ』
(↑…この時のソウタさんの焦り具合の意味は
私は・・・うんと後になって知ります(笑))
『?・・・ぇ…えーと…ぉ
見た目は…リョウキをそのままにして
性格を…マナさんにした感じ…かなぁ?』
『あちゃー…性格あたしじゃボツだ~
・・・って
それどーゆー意味よ?!アイルンルン?!』
『え・・・ゎ…私なにも言ってない…』
『ぶぁっはっはぁ~~~っ!!!
マナミぃっ!そら見ろバカヤロおめぇ♪
そんなモンだぁな?!ガハハハハっ
(・・・ホッ♪)』
『なんですってぇ~~~?!
ったく、どいつもこいつも~~~っ』
『ふふっ・・・』
いつものように…じゃれ合う?
大好きな家族を見て
私は食べかけていたおにぎりを
また一口…頬張った
『あ~…しかしアイル』
『ん・・・モグモグ・・・はい?』
『良かったなぁ・・・なんにしてもよぉ』
『ふふ・・・はい…』
ソウタさんが…マナさんが
喜んでくれていた
笑ってくれていた
そんな
大切な家族の姿に
そして
私自身が感じる幸せに
それ以上は望まない
本当に幸せだと・・・思っていたの
だけど・・・だけどね私
『・・・』
あのね・・・私