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Best name ~ 追憶 ~
第7章 ホントのキモチ・・・
リョウキの両親からの
思いがけない言葉に
私は、ある種の
放心状態だった
それは…言うまでもなく
嬉しいと言う気持ちだから
言わなそう…と言うと
おかしな言い方だけれど
言わなそうな人が言う一言、と言うか
一見サバサバしていて
一家の司令塔のような
しっかり者のお母さんが見せる
やさしくて
あったかい一言や
口数の少ないお父さんが
不器用に
言葉少なく話すことは
何とも言えない
深みや重みを感じた
リョウキの両親は
そんな風に思ってくれていたんだ
私・・・なんかのことを
私は、自分にわき起こる気持ちを
少し・・・また少し見つめながら
ソウタさんの言葉を思い出していた
〃相手の家族に…誠意をもって大切に〃
その言葉や
わき起こる気持ちを
自覚すればするほど
私は…自分の秘めたる思いを
隠せなくなっていた
『ねぇリョウキ・・・』
『うん?』
私は…二人きりになった帰り道で
リョウキを呼び止めた
思いがけない言葉に
私は、ある種の
放心状態だった
それは…言うまでもなく
嬉しいと言う気持ちだから
言わなそう…と言うと
おかしな言い方だけれど
言わなそうな人が言う一言、と言うか
一見サバサバしていて
一家の司令塔のような
しっかり者のお母さんが見せる
やさしくて
あったかい一言や
口数の少ないお父さんが
不器用に
言葉少なく話すことは
何とも言えない
深みや重みを感じた
リョウキの両親は
そんな風に思ってくれていたんだ
私・・・なんかのことを
私は、自分にわき起こる気持ちを
少し・・・また少し見つめながら
ソウタさんの言葉を思い出していた
〃相手の家族に…誠意をもって大切に〃
その言葉や
わき起こる気持ちを
自覚すればするほど
私は…自分の秘めたる思いを
隠せなくなっていた
『ねぇリョウキ・・・』
『うん?』
私は…二人きりになった帰り道で
リョウキを呼び止めた
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