無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『ぁ…アイルは…その

最近、仕事は何か変わりないですか？』





『おぉ・・・～リョウキ♪

なんだアレか…お前～…

やっぱりなんかあったかァ？』







『ぇ・・・いや、べつに』







『幸せなはずなのに？

急に泣き出してみたり？』






『へ・・・？』








『なんか知らねぇが…落ち込んでたり？』









『あ・・・の・・・？』









『ハッハッハッハ～…あ～…
ナントカブルーってやつか？

アイルのやつにもナマイキに(笑)
そんなもんがあるたぁなぁ？

イッチョマエになりやがったなァ
アイルも…(笑)』








『あ・・・』



〃なるほど・・・〃









マリッジブルー・・・ってやつ？





こないだのアイルみたいな


ああいうのを言うのか





なんて、オレは



妙にしっくりというか




勝手に納得して…安心していた









『しっかし…女ってのはアレだなぁ

ほんと、何かとめんどくせぇ生き物だぁな

おぅリョウキ～～？』






『・・・まったくですね(笑)』


〃嫁さんもいないのに…よく言うぜ(笑)〃




(・・・なんて、この時オレは
勝手に余裕かましてた・・・(苦笑))






『リョウキ～～…』



『はい……(笑)』









『・・・泣かすなよ…』





・・・懐かしささえ感じる

ソウタさんの言葉







『・・・。・・・はい』




背筋を伸ばして・・・答える


昔とは・・・あの時とは違う


重みを感じながら返事をした







泣かせたくないんだ・・・アイルのこと





オレは…アイルの涙には

めっぽう弱いから？





ちがうぜ・・・笑ってて欲しいから





笑わせて・・・やりたいから





辛いことが…いっぱいあった分


アイルには…笑っててほしい




出逢った頃とは

見違えるような…アイルらしいアイル





もっと…単純に

オレが、そんな笑ってるアイルが

一番好きだから





そんなアイルが…一番、可愛い





その笑顔は…オレが


ずっと・・・守るから