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同窓会…当日


私は朝から目が覚めてしまって


仕事に行くリョウキを送り出す傍ら

洋服選びに忙しかった






『リョウキ、今日は教室だよね？

帰りは…夕方かな？

私…今日は・・・』






『ふふ・・・わかってるよ(笑)』






『お夕飯は、作って行くから

あたためて食べて

あんまり…遅くならないように帰るから』







『ｸｽ・・・いいって
オレも用事あるから少し遅くなる

せっかくの同窓会
久々に会うんだろ？みんな』






『同窓会・・・って言っても

個人で会うだけだけどね

ふふ・・・うん、初めてだから』







『オレに構わなくて良いから
楽しんでおいで

飲むな、とは言わないけどな
酒は気をつけろよ？』






『うんっ・・・ありがとう』






『地元に行くんだっけ？
遅くなるなら
帰りは迎えに行こうか？』






『い、いいよぉ…リョウキ仕事なんだから

行きと帰りは千葉くんが
一緒に行ってくれるから

あんまり…遅くならないように
帰るから』





『マジか…そりゃ悪いな
宜しく伝えてくれ？

まぁ、なんにしても
気をつけてな♪

じゃ、いってくる』






『ありがとう

いってらっしゃい』




仕事に行くリョウキを見送り
私は準備をしながら
その時を楽しみに待った




いつも通りで良いけど…やっぱり

服はお気に入りのもので

お化粧も…丁寧にする




そんなひとつひとつが

楽しくて嬉しかった