Best name ~ 追憶 ~
第8章 過去・・・未来・・・そして今
『ほんと…庇う訳じゃないよ?
でも…千葉ちゃん根はいいヤツでしょ
今回も…最初から〃そういうつもり〃で
アイルに・・・そんなこと言うつもりで
あの場を設定して
あたし達を会わせてくれたんじゃないって
あたしは…少なくとも思ってる』
『・・・』
変わらず…頼もしくて面倒見の良い親友
アリサの言うことは…よくわかる
すんなりと、素直に私の心に入ってくる
わたしも…同じ事を思っていたから
『ぶさけたわけじゃない
本気は本気だったと・・・思う』
確かに千葉くんは…戸惑い…切なそうに
〃絶対言わないつもりだった〃と
最後まで繰り返していたから…
『だからって…アイルに
言って良いことではなかったはずだからね
もう子どもじゃないんだし
そこは…考えて反省してよって話
だから・・・アイル…
気にしないで…って言われても難しいし
許してあげて・・・とも
なんとも言えないけどさ、あたし』
『ふふ・・・アリサ、大丈夫
私・・・わかってるよ
気にしてないし・・・もう、大丈夫』
『アイル・・・』
『あは・・・にしても千葉くんてば
昔も今も…こんな時に
泣きつくのはアリサなんだね(笑)
なんか可笑しかった』
『~~~~なんっかねぇアイツ(苦笑)
あたしの事そういう認識してるよね~』
『ふふふふっ』
作り笑い・・・とまでは言わないけど
それ以上親友に要らぬ心配もかけたくなかった
『ただねアリサ…私の…せいなのかな、って』
『は?』
『千葉くんを・・・傷つけて』
『アイル…良くも悪くも変わんないね
でも…そゆとこ、よくないよ』
親友は…私を叱りつつ、庇ってくれた
『アイルが…思わせ振りなことでもした?
期待持たせたり…勘違いさせることした?』
『・・・して…ない・・・私』
『そ・・・だから、仕方ない
アイルが自分を責める事じゃない
人間の感情だから…
抑えられないこともある
だけど…皆が皆
通じ合える訳じゃないもん
しょうがないじゃん
千葉くんも…そんなことくらい
わかってたはずだよ』
でも…千葉ちゃん根はいいヤツでしょ
今回も…最初から〃そういうつもり〃で
アイルに・・・そんなこと言うつもりで
あの場を設定して
あたし達を会わせてくれたんじゃないって
あたしは…少なくとも思ってる』
『・・・』
変わらず…頼もしくて面倒見の良い親友
アリサの言うことは…よくわかる
すんなりと、素直に私の心に入ってくる
わたしも…同じ事を思っていたから
『ぶさけたわけじゃない
本気は本気だったと・・・思う』
確かに千葉くんは…戸惑い…切なそうに
〃絶対言わないつもりだった〃と
最後まで繰り返していたから…
『だからって…アイルに
言って良いことではなかったはずだからね
もう子どもじゃないんだし
そこは…考えて反省してよって話
だから・・・アイル…
気にしないで…って言われても難しいし
許してあげて・・・とも
なんとも言えないけどさ、あたし』
『ふふ・・・アリサ、大丈夫
私・・・わかってるよ
気にしてないし・・・もう、大丈夫』
『アイル・・・』
『あは・・・にしても千葉くんてば
昔も今も…こんな時に
泣きつくのはアリサなんだね(笑)
なんか可笑しかった』
『~~~~なんっかねぇアイツ(苦笑)
あたしの事そういう認識してるよね~』
『ふふふふっ』
作り笑い・・・とまでは言わないけど
それ以上親友に要らぬ心配もかけたくなかった
『ただねアリサ…私の…せいなのかな、って』
『は?』
『千葉くんを・・・傷つけて』
『アイル…良くも悪くも変わんないね
でも…そゆとこ、よくないよ』
親友は…私を叱りつつ、庇ってくれた
『アイルが…思わせ振りなことでもした?
期待持たせたり…勘違いさせることした?』
『・・・して…ない・・・私』
『そ・・・だから、仕方ない
アイルが自分を責める事じゃない
人間の感情だから…
抑えられないこともある
だけど…皆が皆
通じ合える訳じゃないもん
しょうがないじゃん
千葉くんも…そんなことくらい
わかってたはずだよ』