Best name ~ 追憶 ~
第10章 私の家族
オギャー・・・オギャー
その産声が聞こえた瞬間
私の目からはドバっと…涙が溢れた
双子ちゃんなので…全部が2倍
ううん…〃二乗〃と言うのが正しいかな
もうダメ…助けて・・・そう叫ぶ寸前
二人分の元気な泣き声を聞いた私は
既に朦朧としてた意識を
ついになくそうとしていた
「おめでとう~!!〃お母さん〃」
助産師さんの言葉にも
何も反応出来なかったけど
「〃お父さん〃へその緒…切りますか?」
チラリ…
見上げたリョウキの目には
気のせいかな?
涙が浮かんでいて
『・・・はい』
促され、赤ちゃんのへその緒を切っていた
「おめでとう!〃お父さん~〃!」
オギャー・・・オギャー・・・
「はい♪おめでとう~~」
二人の赤ちゃんは
双子と言うこともあり
少し小さめでしたが
大きな問題もなく
助産師さんが私の上に
ちょこんと二人を乗せて
おっぱいを吸わせてくれました
〃元気に産まれてくれた〃
そう言うのには十分に十分な
可愛い我が子の誕生でした
重さも二乗…産むのも二乗
だけど…その幸せは
二乗どころではありませんでした
『ぁりがとぅ・・・ございます
ありがとうございます・・・』
私はやっと言葉を発して
おっぱいを吸う我が子を…見つめた
『グス……頑張った・・・頑張った・・・』
『・・・?』
『アイル・・・頑張ったな』
ポン・・・ポン
生まれたての我が子を見つめ
大きな手を私の頭に乗せてくれたリョウキ
〃4人家族〃になった瞬間
この時の事は
私・・・ちゃんと覚えてます(笑)
しばらく意識をなくした私は
病院のベットで目を覚ました
『アイル・・・おつかれ』
『りょ・・・ぉき』
リョウキに握られていた手
あったかい手
『リョウキ…泣いてたね』
ヤボな質問かな…
だけどリョウキの答えは
『アイルがあんまり痛そうで苦しそうで
つらそうで・・・つい』
だそうです(笑)
まぁ…それだけでは
ないのでしょうけど
リョウキらしいな・・・なんて
私は思う
その産声が聞こえた瞬間
私の目からはドバっと…涙が溢れた
双子ちゃんなので…全部が2倍
ううん…〃二乗〃と言うのが正しいかな
もうダメ…助けて・・・そう叫ぶ寸前
二人分の元気な泣き声を聞いた私は
既に朦朧としてた意識を
ついになくそうとしていた
「おめでとう~!!〃お母さん〃」
助産師さんの言葉にも
何も反応出来なかったけど
「〃お父さん〃へその緒…切りますか?」
チラリ…
見上げたリョウキの目には
気のせいかな?
涙が浮かんでいて
『・・・はい』
促され、赤ちゃんのへその緒を切っていた
「おめでとう!〃お父さん~〃!」
オギャー・・・オギャー・・・
「はい♪おめでとう~~」
二人の赤ちゃんは
双子と言うこともあり
少し小さめでしたが
大きな問題もなく
助産師さんが私の上に
ちょこんと二人を乗せて
おっぱいを吸わせてくれました
〃元気に産まれてくれた〃
そう言うのには十分に十分な
可愛い我が子の誕生でした
重さも二乗…産むのも二乗
だけど…その幸せは
二乗どころではありませんでした
『ぁりがとぅ・・・ございます
ありがとうございます・・・』
私はやっと言葉を発して
おっぱいを吸う我が子を…見つめた
『グス……頑張った・・・頑張った・・・』
『・・・?』
『アイル・・・頑張ったな』
ポン・・・ポン
生まれたての我が子を見つめ
大きな手を私の頭に乗せてくれたリョウキ
〃4人家族〃になった瞬間
この時の事は
私・・・ちゃんと覚えてます(笑)
しばらく意識をなくした私は
病院のベットで目を覚ました
『アイル・・・おつかれ』
『りょ・・・ぉき』
リョウキに握られていた手
あったかい手
『リョウキ…泣いてたね』
ヤボな質問かな…
だけどリョウキの答えは
『アイルがあんまり痛そうで苦しそうで
つらそうで・・・つい』
だそうです(笑)
まぁ…それだけでは
ないのでしょうけど
リョウキらしいな・・・なんて
私は思う