Best name ~ 追憶 ~
第10章 私の家族
そして・・・とびきりだったのが
『あ・・・』
『え・・・』
〃この二人〃の・・・登場でした
『お義父さん…!…お義母さん…!』
リョウキの声に反応して
病室の入り口でキョドキョドするのは
私の・・・父と母
実父と実母・・・私の両親です
『ぁ・・・なた、どうして』
『き・・・君こそ』
一緒に来た(?)
のではないみたいです
そうだよね
いわゆる〃バッティング〃だったみたい
周知の通り…〃元夫婦〃ですので
再会したのも
おそらく、これが初めてでしょう
それは…色々あるやもしれませんが
私が言うのもなんだけど
二人とも…もう〃良い大人〃ですから(笑)
と、私は特に気にしませんでした
『ふふ・・・お二人とも
中に入って下さいよ(笑)』
そんな両親に
リョウキが声をかける
両親をはじめ、方々に
出産の連絡をしてくれたのはリョウキだ
そのリョウキも
まさか、こんなに早く
それもバッティングするなんて
さすがに思っていなかったみたいだけれど(笑)
二人を見て、さすがに
〃『あ・・・』〃って言う
顔をしたリョウキですが
『お二人共お忙しい中ありがとうございます
・・・顔を見てやって下さい』
気を利かせて
私の両親を誘導してくれていました
『お先に…どうぞ・・・』
『そ・・・そっちから、どうぞ』
こんな調子の義父母に
苦笑いのリョウキは・・・
『・・・(笑)』
グ・・・ィ
半ば強引に父と母の後ろに回り込み
その背を押して病室へと招き入れた
『どっちからでも良いじゃないですか(笑)
〃二人の孫〃なんですから・・・』
大きな体のリョウキに背を押されて
赤ん坊の元にやってくる父と母
二人の後ろに立つ
にこやかな表情のリョウキと
オドオドしたような私の両親
そんな光景に
私は・・・色んな意味で
自分の両親が
初めて小さく見えました(笑)
『あ・・・』
『え・・・』
〃この二人〃の・・・登場でした
『お義父さん…!…お義母さん…!』
リョウキの声に反応して
病室の入り口でキョドキョドするのは
私の・・・父と母
実父と実母・・・私の両親です
『ぁ・・・なた、どうして』
『き・・・君こそ』
一緒に来た(?)
のではないみたいです
そうだよね
いわゆる〃バッティング〃だったみたい
周知の通り…〃元夫婦〃ですので
再会したのも
おそらく、これが初めてでしょう
それは…色々あるやもしれませんが
私が言うのもなんだけど
二人とも…もう〃良い大人〃ですから(笑)
と、私は特に気にしませんでした
『ふふ・・・お二人とも
中に入って下さいよ(笑)』
そんな両親に
リョウキが声をかける
両親をはじめ、方々に
出産の連絡をしてくれたのはリョウキだ
そのリョウキも
まさか、こんなに早く
それもバッティングするなんて
さすがに思っていなかったみたいだけれど(笑)
二人を見て、さすがに
〃『あ・・・』〃って言う
顔をしたリョウキですが
『お二人共お忙しい中ありがとうございます
・・・顔を見てやって下さい』
気を利かせて
私の両親を誘導してくれていました
『お先に…どうぞ・・・』
『そ・・・そっちから、どうぞ』
こんな調子の義父母に
苦笑いのリョウキは・・・
『・・・(笑)』
グ・・・ィ
半ば強引に父と母の後ろに回り込み
その背を押して病室へと招き入れた
『どっちからでも良いじゃないですか(笑)
〃二人の孫〃なんですから・・・』
大きな体のリョウキに背を押されて
赤ん坊の元にやってくる父と母
二人の後ろに立つ
にこやかな表情のリョウキと
オドオドしたような私の両親
そんな光景に
私は・・・色んな意味で
自分の両親が
初めて小さく見えました(笑)