テキストサイズ

Best name ~ 追憶 ~

第1章 私の記憶

のちに看板犬トリオになる犬たちは

マロンを初め
弱っていた子や、捨てられた子だ。





河原近くの公園で捨てられていた
柴犬…風の、小さな〃ルナ〃。

内気で中々、気難しい子。




『子どもたちにいじめられてたから
拾ってきただとぉぉ~~ぅ!!?
アイ~…お前ナァ~~…💧』





『…そぉたさん……あのぉ…』


『ウ○シマ タローか!オメェ!?💧』





『私…一応、女…。
あ……のぉ~~…』




『あ~~、るせぇなっ💧!
これきりにしろよォ!?』








近所の患者さんが相談にきた
生まれたてで衰弱しきっていた
ポメラニアンMIXの〃モコ〃…。




『そ…そぉた……さぁん…?』





『…るせぇ💧バカヤロ!
これで最後だかんなぁ!?』






(笑)






これが私の…




私の大切な……可愛い〃子どもたち〃だ。






男気と人情味あふれるソウタさんは…

3匹の看板犬を受け入れてくれた。





…呆れ、ブーブー言いながらも(笑)





捨て犬のような私を拾ってくれたように…

行く場所のない…

消え行くハズだった命を救い

受け入れてくれたソウタさん。




頭が上がらない。




素敵で…憧れる




カッコイイ獣医さんだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ