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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第16章 二宮和也の事情②

「鈍感だね。おっさんのくせに。
無駄に年を重ねてる」
「そッ。鈍感だよ。でも何が?」

よく言われるけど。

「分からないならいいわ」
「えー。ヒントちょうだい」

ふざけすぎか?

「怒ってるんだけど」
「それは何となく伝わる」

それが俺のせいだということも。

「自分にも」
「桃子が桃子に?どうして?」

自分に腹を立てる的な?

分からなくはない。

俺も仕事が上手くいかないと
周りのスタッフとかではなく
まず自分に腹が立つ。

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