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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第18章 相葉雅紀の事情②

浅井が電話を借りている間
受付の軒先を借りて雨を凌いでいた。

数分経つと浅井がフロントから出てきた。

「どうだった?」
「所長にメチャクチャ怒られた。でも
心配もしてくれた」

ホッとした様子の浅井を見て
俺も一先ず安心した。

「それでどうなった?」
「タクシーはJAFが引き取りに来て
くれるって。うちらの迎えも……」
「そっか。でも悪かったな。浅井に
任せっきりで」

男の俺がついていながら……情けない。

「断った」
「え?」
「迎え……断ったの」

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