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もし嵐が一般女性と普通の恋愛をしたら

第18章 相葉雅紀の事情②

「どうしてまた……」
「この状況を他人に見られたらヤバイでしょ。
それに会社の誰が迎えに来るのかも
分からないし」

ラブホで俺と浅井の姿を目にすれば
さすがに疑わずにはいられない。

いくらこちらに非が無かったとしても
詮索はされるだろう。

「浅井だけでも迎えに来てもらえよ。
今からでも遅くないだろ。もう一回
会社に電話して……」

浅井は長い透明のキーホルダーが
付いた鍵を俺に向かってちらつかせた。

「もう部屋取っちゃったよ」

その鍵を目を凝らして見てみると
【リスのお部屋】と刻まれていた。

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