無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

だけど、どれだけ強がった処で俺がこいつに敵う筈もなくて

胸の尖りを舌と指、両方で違う刺激を与えられたら
もうそれだけで何も考えられなくなってしまう


雅紀に覚え込まされた快楽は、俺が思ってる以上に身体に染み渡っているようで

少し指が肌を滑るだけで、身体が言うことを聞かない


「も…、そこばっか…、やめ…」

赤くなったそこを指で摘まれ、捏ねられる
舐めたと思ったらきつく吸われる

「好きだろ、これ」

胸元に顔を埋め、視線だけを向ける余裕の顔が憎い

欲に染まった雅紀の瞳に捉えられたら、心臓が掴まれたみたいにギュッと悲鳴を上げた


…何だよ、これ

見つめられてドキドキするとかおかしいだろ


雅紀はただのセフレで

今日からは正式な仕事のパートナーで


…ただそれだけの関係なのに



「ひあ…っ！」

「…何、考えてんの？」

いきなり尖りを強く摘まれ、痛みに背中が仰け反る

「なに…も…っ」

「まだ、何か考える余裕あるんだ」

俺の言葉なんかまるで無視した雅紀は、更に執拗にそこだけを嬲った