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君を好きにならない

第8章 真実


ちょっと待て

落ち着け

とにかく落ち着いて

整理をしよう



まず

真琴は

童貞ではないが
あそこを他人に
触られたこともない
ある意味ほぼほぼ
チェリーだった


そして

男じゃなく
女が好きで

友達の話とされていた
アレコレは
全て本当に友達の話で


真琴のソレを
初めて握ったのは




俺。




確かに
あの反応は
かなりウブで

触るだけで
あんなことになるなら
咥えたら
真琴は
どうなるんだろう…


あ、違う違う

今そんなこと
考えてる場合じゃない



とにかく問題なのは



真琴が

ノンケだったってことだ



はぁ…



俺は
ベットに寝転んで溜息をつき
真っ暗な中
隣に敷いてる布団を見つめながら
またアイツのことを
思い出していた


酔いも一気に覚め


思い出したくないことまで
思い出すと

俺は

全く眠れなくなってしまった



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