君を好きにならない
第13章 追跡
6日後の夕方
俺はデスクで
携帯を見つめている
まだ
真琴からの連絡はないし
真琴がマンションに
荷物を取りに来た形跡もない
ふぅー…
俺は
大きな溜息をついて
真琴へのLINEを入力した
『明日、11時頃に行くけど大丈夫か?』
久しぶりだな
とか
執筆すすんでるか?
とか
荷物…待っていこうか?
…とか…
そーゆーやつ
入力した方がいいのかどうか
30分くらい悩んで
結局俺は
時間連絡だけの文字を
送信した
送信が終わると
俺は
居ても立っても居られず
席を立った
「おさき」
「早いっすねー」
「やる気でねーから
今日は帰るわ」
「お疲れ様ーっ」
事務所を出ても
握りしめてる携帯は
まだ震えていない
俺は
なぜか
既読したのかどうかも
見られないまま
急いで
駅に向かった
駅に着くと
あたりはやっと
暗くなりはじめていて
人も多くなりかけていた
なんとなく
人の流れに身を任せ
改札まで歩き
携帯を確認したが
まだ返信はない
返信が無いのは気になるが
返信が来るのも
ある意味怖い
俺は
少し変な汗をかきながら
電車にのった
俺はデスクで
携帯を見つめている
まだ
真琴からの連絡はないし
真琴がマンションに
荷物を取りに来た形跡もない
ふぅー…
俺は
大きな溜息をついて
真琴へのLINEを入力した
『明日、11時頃に行くけど大丈夫か?』
久しぶりだな
とか
執筆すすんでるか?
とか
荷物…待っていこうか?
…とか…
そーゆーやつ
入力した方がいいのかどうか
30分くらい悩んで
結局俺は
時間連絡だけの文字を
送信した
送信が終わると
俺は
居ても立っても居られず
席を立った
「おさき」
「早いっすねー」
「やる気でねーから
今日は帰るわ」
「お疲れ様ーっ」
事務所を出ても
握りしめてる携帯は
まだ震えていない
俺は
なぜか
既読したのかどうかも
見られないまま
急いで
駅に向かった
駅に着くと
あたりはやっと
暗くなりはじめていて
人も多くなりかけていた
なんとなく
人の流れに身を任せ
改札まで歩き
携帯を確認したが
まだ返信はない
返信が無いのは気になるが
返信が来るのも
ある意味怖い
俺は
少し変な汗をかきながら
電車にのった