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隣は空席のまま…

第1章 嘘つきの魅力


「いきなり…失礼だこと、でも――…嫌いじゃないわ…


あんた、暇?暇なら…付き合いなさいよ」




――…やっぱり…綺麗だけど…女性では無い気がしてきた…





「……暇…よ……付き合ってあげる」





私は、よく知らない…しかも怪しい女性ではないかもしれない人に着いていこうとしている…




多分…



正常な思考だったら…



こんな怪しい人物と…関わることさえ…しなかっただろが…




今の私は…



誰かの…視界に入っていたかった…




寂しさが…私を…



変に…行動力のある人間にする――…



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