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隣は空席のまま…

第1章 嘘つきの魅力


振り替えると…


そこには…背の高い…



女の――…人……?



が……立っていた…




「―――…女…性……?」





自分でも…トンチンカンな事を聞いていると思った…


だが――…


女性を…女性かと…本人に聞いてしまうのには…訳があった…



見た目は…綺麗な女性だが――…


背が――…背が…女性らしからぬ高さだし…



さっき…声をかけてきた声のトーンからして…




男性の可能性も否定できないと……




失礼だと思ったが…


聞かずにはいられなかった――…







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