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隣は空席のまま…

第8章 不安と天秤



ホタルに手を引かれ…私はそのまま帰った



家に着くと――――…ホタルは、私を食卓の椅子に座らせ電気ケトルのスイッチを押した



何時ものようにホタルは、紅茶を煎れるのだろうと思った



「彩芽――――…紅茶でいいわよね」



私はホタルの問に…頷く




ホタルはそんな私の反応に、笑顔で茶葉をティーポットに入れた


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