テキストサイズ

隣は空席のまま…

第10章 壁の大きさ小さ







え――――…ぇ――――…?





私の頭は…



フリーズし…今の状況を判断できないでいた





「――――…ぇ…ホタ…ル?」




軽く重なっただけの唇は




優しく――――…私から離れた






「好きよ――――…彩芽」




「////ど…とうしたの?とうしたの?え?…ホタル…だって――――…私達」






ホタルは私を抱き締めると――――…



大きく深呼吸し…



再び抱き締めた――――…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ