隣は空席のまま…
第11章 自分の在りかた
「聞いたよ…ホタルにプロポーズされたんだって?」
「はぁ!?プロポーズ??されてませんよ!」
あれ?違うの?と、惚け顔のマスターに焦ってあたふたする
「――――…マスター…私…パニックです」
マスターは、ハハハと笑うとコーヒーを口にふくみ瞳を閉じた
「ホタルは…ゲイって訳じゃ無いのかもね…
そりゃぁ…男性とも付き合っていたし…女装もする――――…けど…
基本は…男らしい――――…男だからね…」
「///え、だって――――…あの口調…」
「あぁ~、あの口調は…職業病だと思えば…解らなくもないだろ?
あっちの世界で長く働いたんだ…ああなるってもんだよ」
ゲイ――――…じゃないの?
オカマだと…思ってたから…なんだか思考が着いていかない…
それに…私は…
ホタルを男として見れるのだろうか…
女の友達――――…って関係が強いきがする
「///ホタルをどう見たらいいか…わからないです」
「別に…今まで通りで良いとおもうけど?」
――――…////今で通りって…
1番難しい――――…