隣は空席のまま…
第11章 自分の在りかた
お風呂に入り――――…
髪を乾かしながら時計を気にする
まだ、ホタルが帰ってくる時間では無いが…
つい、帰宅を待ちわびる――――…今日も忙しいのかな?
時計を見ながら…少し出てきたお腹を撫でる…
少し張っている気がする…
早く寝なさいって…お腹の子に注意されている気になる
そして、私も――――…
リビングのテーブルの上に手紙を書いて残した
【おかえりなさい。飲みすぎてない?ミネラルウォーター冷蔵庫で冷えてるよ!明日のブランチは私が美味しいサンドイッチ作るからね。お休みなさい。】
ホタル――――…読んですれるかな?
私は、リビングに、後ろ髪を引かれながら寝室に入った