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隣は空席のまま…

第13章 小さな壁とハードル


ホタルside――――…


彩芽の両親はとてもいいご夫婦だった



いつもニコニコしているお母さんに、寡黙だが発する言葉は相手を不快にさせない


俺の事も受け入れてくれた…


食卓に並べられた家庭料理に申し訳無さそうに進める彩芽とお父さんがなんたか似ていて微笑ましかった



すっかり忘れていた“家庭”を思い出す



「彩芽を好きになって、良かった」



「///はっ!えっ!今――――…そう言うのいいから!」




あら!自然と出たのだから――――…多目に見てよね…って、思ったけど…そんな焦る彩芽も可愛い!



って――――…その横で…動揺するお父さんも…ダブルで可愛い!似たもの親子って感じ!



「あら、やだ!!!惚気?!彩芽にこんなオープンな男性が来るとは思わなかったわ!」


お母さんは、そんな二人をみてケラケラ笑っていた






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