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隣は空席のまま…

第5章 敗北者に優しくない世界


「あ…あの――――」


「あんた、1ヶ月……何してたのよ…」




店を出ると……外はすでに暗く…


先頭を歩く…背の高い男性は振り返り私を見下ろす…





ん?なんか……


やっぱり…何処かで聴いた…声





「――――――まだ、解らないの?」



「え!……え?!ええ!!」




私は、この感じに――――…1人の人物を思い出す!




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