テキストサイズ

リアル

第12章 10

そろそろ行こうか?




ゆうが亜美に声をかけると一緒に席を立った





居酒屋へ着くとゆうは女性社員達に声をかけられて、一番端の席に座った





亜美は男達に促されて真ん中の席に着く





私もあっちの席が良かったな…





ゆうを横目で見て亜美が呟く





亜美ちゃ〜ん!何飲む?カクテル?それとも酎ハイかな?お酒飲める?





男性社員達がニヤニヤとしながら聞くと





私甘いの嫌いなんで、焼酎ロックで。




亜美が真顔で答えた






そう言えば、ゆうは入社してどれくらい経つ?




さー?どれくらいでしょう?





えー!?覚えてないの?何月に入った?





端の席で盛り上がるゆう達の会話が気になる





この会社に来る前は何してたの?





出張ネイルなどしてました。





すご〜い!だから器用なんだ〜!





私もやって欲しい〜!





焼酎を飲み干し、ビールを追加する





亜美ちゃん!彼氏居るの?居ないなら、オレと付き合う?




居ません。仕事出来るようになるまではそんな浮ついた気持ちになれません。





亜美ちゃん以外とストイック…





亜美が上手に断るとゆうがフフッと笑ったような気がして安心した




































ストーリーメニュー

TOPTOPへ