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僕の専属執事は10歳年上

第2章 ~富崎家の家柄~

終わりのHRも終了して、放課後がやって来る。

「泉
親睦会も兼ねて、一緒に昼飯でも食べないか?」

「うん、もちろん!」

あとで、ロークにメールしとこっと。

「その前に、文月先生と少し話して来て良いか?
文月先生、俺の父さんと知り合いでさ」

「そうなんだ
わかった」

「ゴメンな」

僕に謝りつつ、龍一君は教室を出ようとする文月先生を呼び止める。

「よう、さっきは本当にありがとな!」

後ろの席の男子が、笑顔で話しかけてきた。

「うん
えっと、高山君だよね?」

「おう!」

名前、あってて良かった。

「高山創(たかやまはじめ)だ
富崎泉であってるよな?」

「うん」

「泉って呼ぶから、俺の事も創で良いよ」

「わかった」

僕は、創君ともアドレス交換をした。

「泉、お待たせ~!」

文月先生との話が終わり、龍一君はこっちに戻って来る。

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