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僕の専属執事は10歳年上

第2章 ~富崎家の家柄~

「はぁ…。
家柄とか気にせずに、友達を自分の家に招待したいなぁ…。」

そんな事を考えていると、部屋のドアがノックされる。

「入って良いよ」

部屋のドアが開き、ロークが中へ入って来た。

「泉坊ちゃま、大浴場の準備が出来ました」

「わかった
着替え用意するから、ロークも自分の着替えの用意してね」

僕は、ロークと初めて会ってからずっと、2人で一緒に風呂に入っている。

「かしこまりました」

僕が着替えの準備をしてる間、ロークも自分の部屋に戻って着替えを取りに向かう。

普段、僕達は男女別の大浴場を利用している。

男風呂は、僕とローク、爺やと他の執事達や庭師。

女風呂は、お母さんとメイド達。

時間帯によったら、他の執事達と一緒の時もあるし、爺やと庭師と一緒の時もある。

「よし、ロークの部屋に行くか」

一応、僕とお母さんにローク。

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