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僕の専属執事は10歳年上

第2章 ~富崎家の家柄~

◇富崎邸1階・大浴場◇

「ふぅ~、良い湯だねぇ…。」

「仕事の疲れが癒されます…。」

いつもながら、富崎邸の大浴場の湯心地は最高…。

「泉坊ちゃま
風呂から上がったら、茶羅の部屋でカードゲームしましょうよ!」

「他にも、数人誘ってるんすよ
あと、また新しいデッキ作ったんで」

所太郎と茶羅から、風呂上がり後の遊びに誘われる。

「良いよ~
僕も、デッキ改造したし」

所太郎と茶羅もだけど、一部の年齢が近い執事達やメイド達と時々、日によって誰かの部屋に集まってカードゲームやテレビゲームなどをして遊んでいる。

あとは、普通に談笑したりとか。

僕の楽しみにしてる事の1つだ。

「あ、ローク
そろそろ、背中流してくれる?」

「かしこまりました」

僕達4人は、体を洗ってから大浴場を出た。

入れ替わりで、他の執事数人が中へ入って来た。

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