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僕の専属執事は10歳年上

第3章 ~突然の前兆~

「お母さん、いつまでこっちに居れるの?」

「ゴールデンウィーク最終日の前日までよ」

そう言うと、お母さんは僕を見ながら申し訳なさそうな表情を浮かべる。

「泉、本当にゴメンね
いつも、寂しい思いをさせて…。」

「ううん、お母さんは僕達のために頑張ってるし、僕は大丈夫だよ
それに、確かに寂しいけどロークが居るから平気」

「そう、安心したわ…。」

僕の言葉を聞き、お母さんはホッとした。

「そんな泉に、私からのプレゼントよ」

僕は、お母さんから大きい袋を受け取る。

「わあ、これらって…!」

大きい袋の中身は、いくつもの新作のBLゲームが入っていた。

「全部、新作のBLゲームでどれも泉好みばかりよ」

「お母さん、ありがとう!」

僕とお母さんは、それぞれ自分の部屋に戻った。

その日の夕食は、久しぶりに楽しい夕食となった。

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