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僕の専属執事は10歳年上

第4章 ~結ばれる恋~

「ローク、驚かないで聞いてほしいんだけど…。
僕、ロークの事が恋愛の意味で好きなんだ」

「えっ!?」

僕の突然の告白に、ロークはビックリする。

「泉坊ちゃま、それは本当でございますか…?」

「うん、本当だよ
小学生の時に一度、僕を誘拐犯から助けてくれた時に好きになったんだ」

「泉坊ちゃま…。」

少しの間、俯いて無言になるローク。

「ローク、ゴメンね
男なのに気持ち悪いよね…。」

さっきのセックスも、ロークもお母さんへの恩義でしただけだろうし…。

「いえ、そんなことございません!
むしろ、嬉しいのでございます!」

「え?」

ロークは、僕を抱きしめてから僕の顔を見て口を開く。

「俺も、泉坊ちゃまの事が恋愛の意味で好きなんです」

「え、嘘っ!?」

「嘘じゃございません
俺は我が主、泉坊ちゃまの事が好きです
愛してます」

「ローク…。」

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