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僕の専属執事は10歳年上

第4章 ~結ばれる恋~

ロークと代わり、電話でお母さんと話した。

通話越しで、お母さんにかなり謝られた。

お母さんには言えないけど、結果的にロークと恋人同士になれたから、むしろ感謝の気持ちの方が大きいかな。

「そろそろ、眠たくなってきた…。」

僕は、ゆっくり目を閉じる。

◇富崎邸2階・ロークの部屋◇

-ローク視点-

「ふぅ、今日はいろいろあったな…。」

真っ暗な部屋の中、俺は自分のベッドに横になりながら、今日の出来事を思い返している。

「媚薬の事は驚いたが、まさか泉坊ちゃまと恋人同士になれるなんて…。」

しかも、ずっと俺だけの片思いかと思っていたが…。

「まさか、泉坊ちゃまも俺の事が好きだったなんてな」

明日からの事は、泉坊ちゃまと2人で相談して決めていこう。

「今日は、凄く良い夢を見れそうだ」

俺は、ゆっくり目を閉じてそのまま眠った。

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