知らない世界
第17章 寂しい夜
ビールを一気に飲み干し、少しの間黙りこむ大野さん。
「大野・・・さん?
何か俺、変なこと言いましたか?
気にさわったら謝ります、ごめんなさい」
「いや、何でもないよ。
そうだよな、かたぎのお前たちに、被害が及ぶなんて事はないとは思う。
けど、もしもおかしなことがあったら、いつでも俺に連絡してこいよ」
膝の上の俺の手を握ろうと、手をのばしてきた。
「ありがとうございます。でも大丈夫です。
最近はやってませんけど、俺も腕には自信ありますから」
握られる寸前に席を立ち上がった。
「潤・・・」
「俺なんかより、かずのこと守ってやって下さい。
まぁ、あいつも本気になれば、俺なんかよりずっと強いですけどね」
「あぁ、そうだな。
まぁ若もヤンチャなときは手がつけられないくらい、強かったからな。
ありがとう、今日は帰るよ」
「はい、ありがとうございました。
また来てくださいね」
「あぁ、また来させてもらうよ。ご馳走さま」
大野さんを店の外まで見送った。
店に入りカウンターの後片付けをした。
「・・・ール」
やっぱ余計なことだったかなぁ?
「おい潤、聞いてる?」
「あぁ、おっちゃんごめん。ビールでいいか?」
まっいっか。
「大野・・・さん?
何か俺、変なこと言いましたか?
気にさわったら謝ります、ごめんなさい」
「いや、何でもないよ。
そうだよな、かたぎのお前たちに、被害が及ぶなんて事はないとは思う。
けど、もしもおかしなことがあったら、いつでも俺に連絡してこいよ」
膝の上の俺の手を握ろうと、手をのばしてきた。
「ありがとうございます。でも大丈夫です。
最近はやってませんけど、俺も腕には自信ありますから」
握られる寸前に席を立ち上がった。
「潤・・・」
「俺なんかより、かずのこと守ってやって下さい。
まぁ、あいつも本気になれば、俺なんかよりずっと強いですけどね」
「あぁ、そうだな。
まぁ若もヤンチャなときは手がつけられないくらい、強かったからな。
ありがとう、今日は帰るよ」
「はい、ありがとうございました。
また来てくださいね」
「あぁ、また来させてもらうよ。ご馳走さま」
大野さんを店の外まで見送った。
店に入りカウンターの後片付けをした。
「・・・ール」
やっぱ余計なことだったかなぁ?
「おい潤、聞いてる?」
「あぁ、おっちゃんごめん。ビールでいいか?」
まっいっか。