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知らない世界

第19章 浮気?

「はぁ・はぁ・・・んっ・はぁ・・・」


ドサッとベッドに倒れ込む大野さん。


「潤、こっちおいで。お前はまだ・・・
潤・・・おいっ、どうした?」


ベッドからおりて、黙って服を着た。
俺はまだ・・・イッてない。
だけど、それもどうでもいい。


「潤・・・おい、どこ行くんだ?」

「俺、ちょっと出掛けます」

「じゃあ俺も一緒に・・・」


慌てて起き上がり、服を着ようとした。


「誘っておいて勝手なこと言うけど、ほっといてください」

「何があったんだよ。ちゃんと話せよ」

「大野さんには関係ないことです」


部屋を出ようと、ドアノブにてをかけた。


「潤、1つ教えてくれないか?」

「何ですか?」

「お前、初めてじゃないよな?
男・・・知ってるよな?」

「・・・!!」

「初めてのやつがあんな風に誘うわけないし、それとその・・・何か馴れてるっていうか・・・」

「鍵、店に置いてあるんで、帰るとき鍵かけてポストにでも入れておいて下さい」

「ちょっと待て、潤・・・」

「大野さん、ごめんなさい」


大野さんを残したまま、俺は部屋を出て、そして下に降り店を出た。








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