知らない世界
第21章 人質?
隣の部屋が騒がしくなってきた。
「あの兄貴とかってやつが、ご出勤ですか?
さて、マジどうしようか・・・
てか俺は何に利用されるんだ?」
ドアが開く音がして振り返った。
兄貴ってやつが入ってきた。
「調子はどうだ?」
「はぁ?調子はどうだ?
あんたんところのヤツにボッコボコされて、いいわけねぇだろ!
早くこのロープ取りやがれ!」
「こんなにもボコボコにされても威勢がいいね。高校卒業したら、二宮んとこじゃなくて、うちの組に来ねぇか?お前なら歓迎するぜ」
「誰があんたんところの組に入るかっ!
それにかずの組に入る気もねぇよ。
俺はちょっと喧嘩が強いだけの、ただの高校生なの。こんなガキにもう用はないだろ?
とっとと外しやがれ」
「誰が外すかよ。
あと少しここにいてもらうよ。
二宮んとこゆするネタになるからな」
「かずんとこをゆするって、何するんだよ!
おいっ!言えよ、何なんだよ!」
「お前の昨日からの行動に対して、組に責任を取ってもらうんだよ」
「俺のやった・・・事」
「そうだ。組に出入りしていれば組員も同じ。
よその組のものに手を出した責任は上にあるからな」
「そんな・・・」
「あの兄貴とかってやつが、ご出勤ですか?
さて、マジどうしようか・・・
てか俺は何に利用されるんだ?」
ドアが開く音がして振り返った。
兄貴ってやつが入ってきた。
「調子はどうだ?」
「はぁ?調子はどうだ?
あんたんところのヤツにボッコボコされて、いいわけねぇだろ!
早くこのロープ取りやがれ!」
「こんなにもボコボコにされても威勢がいいね。高校卒業したら、二宮んとこじゃなくて、うちの組に来ねぇか?お前なら歓迎するぜ」
「誰があんたんところの組に入るかっ!
それにかずの組に入る気もねぇよ。
俺はちょっと喧嘩が強いだけの、ただの高校生なの。こんなガキにもう用はないだろ?
とっとと外しやがれ」
「誰が外すかよ。
あと少しここにいてもらうよ。
二宮んとこゆするネタになるからな」
「かずんとこをゆするって、何するんだよ!
おいっ!言えよ、何なんだよ!」
「お前の昨日からの行動に対して、組に責任を取ってもらうんだよ」
「俺のやった・・・事」
「そうだ。組に出入りしていれば組員も同じ。
よその組のものに手を出した責任は上にあるからな」
「そんな・・・」