知らない世界
第26章 お仕置き
家に着くまで一言も喋らなかった。
窒息しそうな位、息苦しい車内。
翔さんの事は大好きだけど、この顔あの迫力ある怒鳴り声は、やっぱ腰が抜けそうになる。
「着いたぞ」
「はい、ありがとうございます」
車を降りると、そのまま帰ると思った翔さんも車を降りた。
「すぐかずんとこ帰るんじゃあ・・・」
「とりあえず中に入れてくれ」
「うん・・・」
何だよ、怖いよ。
2階に上がらず、店から入った。
「ビールくれ」
「でも・・・」
「いいからくれっ」
迫力負けして、ビールを出した。
グラスに注がず、瓶にからそのまま飲んだ。
「翔さん、俺・・・はっ!!」
瓶をカウンターに大きな音をたて置いた。
ヤバイ、本当にヤバイ。
怖い顔で俺を睨み付けた。
腰が抜けそう。
そう思っていると、俺に向かって一歩踏み出した。
「翔・・・さん、ご、ごめんな・・・さい」
謝りながら一歩後ろに下がった。
「本当にごめんなさ・・・!?」
俺の腕を力強く握った。
終わった・・・俺達もう終わりだ。
でも俺が悪いんだから仕方がない。
そんなことが一瞬頭をよぎると、腕を引き寄せられた。
「潤・・・」
窒息しそうな位、息苦しい車内。
翔さんの事は大好きだけど、この顔あの迫力ある怒鳴り声は、やっぱ腰が抜けそうになる。
「着いたぞ」
「はい、ありがとうございます」
車を降りると、そのまま帰ると思った翔さんも車を降りた。
「すぐかずんとこ帰るんじゃあ・・・」
「とりあえず中に入れてくれ」
「うん・・・」
何だよ、怖いよ。
2階に上がらず、店から入った。
「ビールくれ」
「でも・・・」
「いいからくれっ」
迫力負けして、ビールを出した。
グラスに注がず、瓶にからそのまま飲んだ。
「翔さん、俺・・・はっ!!」
瓶をカウンターに大きな音をたて置いた。
ヤバイ、本当にヤバイ。
怖い顔で俺を睨み付けた。
腰が抜けそう。
そう思っていると、俺に向かって一歩踏み出した。
「翔・・・さん、ご、ごめんな・・・さい」
謝りながら一歩後ろに下がった。
「本当にごめんなさ・・・!?」
俺の腕を力強く握った。
終わった・・・俺達もう終わりだ。
でも俺が悪いんだから仕方がない。
そんなことが一瞬頭をよぎると、腕を引き寄せられた。
「潤・・・」