知らない世界
第29章 見えない恐怖
奥の部屋に行き、カバンから携帯を出した。
『・・・あっ、もしもし』
『もしもし潤、久しぶりだな』
『すみません急にかけちゃって・・・
今大丈夫ですか?』
『今から帰るところだけど、兄貴はいないぞ。
ってか知ってるよな』
『はい、知ってます。
あの大野さん、このあと何か用ありますか?』
『特にないけど、飲んで帰るだけかな?』
『駄目ですよ、飲酒運転は!』
『言ってから“しまった!”と思ったよ。
で何だ?何か用があってかけてきたんだろ?』
『もしできたら・・・バイト先の店まで迎えに来てもらうなんてできないかなぁ・・・なんて』
『お前を迎えに?
お前に会えるなら行くよ。何時に終わる?』
『11時です。
でも後片付けがあるんで、半くらいかな?』
『よしわかった、今から行くよ。
でも兄貴は知ってるのか、俺が行くこと』
『いいえ知りません。
ただもし何かあったら大野さんに連絡しろって』
『て事は、何かあったんだな?』
『それは・・・』
『まぁいいや。それは会ったときに聞くとして、今から行くよ』
『すみません、お願いします』
電話をきり、店に戻った。
「あっ、潤君いたいた。帰ったと思っちゃったよ」
「ごめんなさい」
『・・・あっ、もしもし』
『もしもし潤、久しぶりだな』
『すみません急にかけちゃって・・・
今大丈夫ですか?』
『今から帰るところだけど、兄貴はいないぞ。
ってか知ってるよな』
『はい、知ってます。
あの大野さん、このあと何か用ありますか?』
『特にないけど、飲んで帰るだけかな?』
『駄目ですよ、飲酒運転は!』
『言ってから“しまった!”と思ったよ。
で何だ?何か用があってかけてきたんだろ?』
『もしできたら・・・バイト先の店まで迎えに来てもらうなんてできないかなぁ・・・なんて』
『お前を迎えに?
お前に会えるなら行くよ。何時に終わる?』
『11時です。
でも後片付けがあるんで、半くらいかな?』
『よしわかった、今から行くよ。
でも兄貴は知ってるのか、俺が行くこと』
『いいえ知りません。
ただもし何かあったら大野さんに連絡しろって』
『て事は、何かあったんだな?』
『それは・・・』
『まぁいいや。それは会ったときに聞くとして、今から行くよ』
『すみません、お願いします』
電話をきり、店に戻った。
「あっ、潤君いたいた。帰ったと思っちゃったよ」
「ごめんなさい」