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知らない世界

第32章 嵐の前の静けさ?

俺はまた体を痙攣させ、そのままソファーにゆっくりと倒れていった。


「はぁ・はぁ・はぁ・・・んっ・はぁ・・・
潤・・・おい潤、大・・・丈夫か?」

「はぁ・はぁ・はぁ・うん・・・」


翔さんは煙草に火をつけ、ドサッとソファーにもたれた。
俺達の体は汗と自分達の出したもので、ベタベタしている。


「はぁ・はぁ・・・風呂、入るか・・・」

「お湯、入れてくるよ・・・うわぁっ!」


ソファーから立ち上がろうとすると、足に力が入らず、翔さんの上に倒れていった。


「おいっ、大丈夫か?」

「ごめん翔さん」

「俺がやるから休んでろ」


はぁ・・・3回もイって疲れた。
でも何かいつも以上に気持ちよかった。
気持ちいいけどもうフラフラ、こんなの始めてだよ。
ソファーに寝転がっていると、翔さんが戻ってきた。


「潤、立てるか?」

「うぅん無理、立てないよ翔さん」

「だよなぁ・・・ほらっ」


俺を抱き上げ風呂場へ。
少し熱めのお湯に入った。


「どうだった?」

「んっ?・・・うん・・・」

「何だよ」


後ろから抱き締められている、翔さんの腕の中にいることが幸せに感じる。












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