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知らない世界

第33章 逆恨み

通り魔だかなんだかに襲われた事が嘘のように、穏やかな日々を過ごしている。
あのビビっていたことを忘れかけていたある日、いつものように翔さんの部屋で目が覚めた。


「あっ・あっ・・・もう朝から・・・」

「朝も昼も夜も、お前を抱くのに時間なんて関係ないの」

「今日は久しぶりにみんなに会うんだから、フラフラで行ったら怪しまれるよ」

「彼女ができたとかなんとか言えばいいだろ?」

「翔さんだって若い人が迎えに来るとか言ってただろ?」

「あぁ、大野が迎えに来る。
大野だったら知ってるから、別にいいだろ?」

「知っててもこんな状況、見られたくないよ。
あっ・・・だめ・・・だって・・・あんっ」

「でもこうやったり・・・ここをこうしたり」

「あぁん・・・ダメダメっ・・・あんっ」

「ダメだなんて言っても、気持ちいいんだろ?
ほらほら・・・」

「あっ・あっ・・・あぁん」

「ほらほら、俺のを奥まで全部飲み込んだぞ。
どうする、ダメなら抜くけど」

「ダメっ!抜いちゃ・・・嫌だっ!」

「素直でよろしい」


いつものように激しかった昨日の夜。
それでも朝から盛んな俺達。
激しく肌をぶつけ合っていた。




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