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知らない世界

第7章 最悪なあとに

マンションに到着、部屋に向かった。
学校を出るころからしたら、体の痛みはとれてはきたけど、やっぱまだ痛い。


「潤、よかったらベッドに横になってろよ」

「ソファーでいいです。
うっ・・・イタッ!」


ソファーに座り、ゆっくり背もたれにもたれかかった。


「昼過ぎたけど、腹減ってないか?」

「う~ん・・・少し」

「ピザでもたのむか?」

「何でもいいです」


俺はそのまま目を閉じ眠った。
30分位して目を覚ますと、俺は櫻井さんに肩を抱かれていた。


「・・・あっ!すみません・・・イテッ!」

「そんなにビックリしなくても・・・
ピザ届いたけど、食べるか?」

「はい、いただきます」


体を起こし、ピザに手をのばした。


「食べたらシャワー浴びてこい。
それから薬つけてやるからな」

「すみません、ご迷惑かけます」

「もうそんなにかしこまらなくていいよ。
知らない同士じゃないんだからさ」

「あぁ・・・はい・・・」


もくもくと食べていると、病院でもらってきた薬と、さらしをテーブルに並べていた。


「本当にヤ⚪ザの人って、さらし巻いたりするんだなぁ・・・」


ピザを食べながら、そんなことを考えていた俺です。

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