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風俗課に配属されました

第35章 史上最低の同僚 前編

「初めまして。佐々木若菜です。
よろしくお願いします」
「どうも」

愛想悪ッ。

どこがモテ男なんだろ。

……ま、顔は悪くないし背も高いけど。

「以前はどちらの部署に居られたんですか?」

一応聞いてあげる。

五十嵐さんは「企画部」と
素っ気なく口にすると一瞬ニヤけた。

……知ってるんだ、五十嵐さん。

私と森山課長のこと。

……黒歴史。

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