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風俗課に配属されました

第37章 五十嵐歩の恋愛事情①

つまり俺は佐々木若菜に
かなりの好意を寄せてしまったということ。

たった数時間一緒に過ごしただけで
佐々木若菜に惹かれてしまい
こんなことは俺の27年間の人生の中で
初めての経験である。

……5年間一緒に過ごしても
好きになれない女も居るというのに。

「ただいま」

佐々木若菜の温もりを残したまま
好きでもない女の元へ帰る。

「おかえり。遅かったね」
「家に居る時くらいマスク外せよ」

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