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風俗課に配属されました

第37章 五十嵐歩の恋愛事情①

俺が風呂に入ると決まって妙子は
後を追って入ってくる。

「歩って今もモテるでしょ?」
「どうかな」

大学時代から今日に至るまで
そこそこ女は寄って来る。

「モテてもいいの。歩を独占してるのは
私だもん」
「それはあるな」

同棲して
一歩家の外に出ればGPSで見張られ
帰宅時は匂いを嗅がれ。

今日は偶然にもスマホを自宅に
置き忘れたが故
佐々木若菜を追い掛けることが
可能だった。

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