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カラダからはじまった愛は~もうひとつのキセキ~

第2章 はじまりは

瑠衣さんの瞳を見て、引き寄せられるように、でも、どこか自然に唇をあわせていた。

初めてなのに、お互いに深いキスにかわり、唇だけではなく、からめあっていた。手はにぎりあったあと、服の上から、瑠衣さんの胸の形をなぞるように、感触を感じて、上着の中へ手を進めブラのホックをはずした。その後は下の方へ手は流れ、スカートの中へと入っていった。

  「 あぁ… 」

瑠衣さんの吐息が漏れていた。

  「 後ろ いく? 」

車の後部座席へ移動する。

ベルトを外して、瑠衣さんは優しく口にふくんでくれた。口の中のあたたかさが伝わってきて、瑠衣さんをより愛おしく感じさせた。

それに答えるように、瑠衣さんの熱くなっているあいだに唇をあてて、溢れ出る愛を受けとめて、なでるようにふれた。

ふたりは愛おしく見つめあい、唇をかさねて、ひとつになった。

お互い激しく求めた。この時を大切にしたい。そんな想いがふたりを熱くさせていた。

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