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夜空は百合の花を狂気的に愛す

第3章 ムラサキツユクサ




「…ああでも、そろそろ動いていかないとだね」

「そうだね」

2人の目が三日月に細まる。

始まりの音がする。

それは黒くて狂った音。

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