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☆時計じかけのアンブレラ☆

第10章 always

side N

俺は潤くんに謝りたかった。

レッスンは終わったが、俺は居残り練習をさせられていたから、潤くんは先に帰ってしまっていた。

もしかしたら、あの場所で待っててくれるかも。。

確信はないけれど、そう思った。

俺は急いで秘密基地に向かった。




いた!

潤くんは泣いてた。

「どうしたの!?」

「…ニノ、怖かったよぉっ」

潤くんは、朝の一部始終を話してくれた。

俺は達にぃに報告して、達にぃは警察に話してくれた。
その結果パトロールが強化され、後日、変質者は無事に捕まったらしい。



このとき決めたんだ。

俺が守らなきゃって。。

「潤くん、あんなこと言ってごめんね。」

「俺の方こそ…ごめん…」


――――――

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